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1:Rerain
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2012/10/27 (Sat) 19:53:39
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次の話してー
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2:Rerain
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2012/10/27 (Sat) 20:27:29
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またおらんのかw
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3:ren
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2012/10/27 (Sat) 21:10:13
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ねぇ、どこ?
ある夜、ふと気配を感じ、目が覚めた。
天井近くに、白くぼんやり光ものが浮かんでいた。
目を凝らして見てみると、白い顔をした女の頭だけがぷかぷか浮いていた。
ぎょっとして、体を起こそうとするが、動かない。
目を閉じたくても、何故だか閉じることができない。
冬だというのに、脂汗が滲んできた。
その女は、無表情のまま、
目だけを動かして部屋をきょろきょろ眺めていた。
こっちを見ないだけ、救いだった。
固まったまま、どうすることもできず、女を見つめていると
急に、こっちを見てつぶやいた。
「どこ?」
何が何だかわからない。
何を探しているんだ。
俺の部屋に何かあるのか?
さっぱり見当もつかない。
震えていると、浮かんだ顔がずいっとこっちへ近づいた。
すぐ目の前、息がかかるほどの距離で
「ねぇ、どこ?」
目を見開き、口をかっと開けたその表情に恐怖が増し、とっさに、
「今はない!」
と答えた途端、意識を失ったのか、気がつけば朝だった。
夢とは思えない感触に、震えは止まらず、すぐに家を出て、友達のAの家に行った。
そのままAの家に泊めてもらおうかと思ったが、
その日は良くても、次の日家に帰って出たらどうしようと不安になり
結局、Aに、うちに泊まってもらうようにした。
夜更けまで話をして気をまぎらわしていたが
睡魔には勝てず、いつしか眠ってしまっていた。
再び、あの気配がして、目を覚ました。
いた。
俺の上ではなく、Aの上に。
Aの顔を覗き込み、じっとしている。
Aは気付かず眠っているようだった。
がたがた震えながら、目を逸らすこともできず凝視していると
ふーっとこっちへ寄って来て
目の前で
「違う。ねぇ、どこ?」
息がかかるのがわかる。
「今はない!」
また気を失ったようで、Aに起こされて、目が覚めた。
夕べの話をしても、Aは何も感じなかった、夢だろうと笑った。
俺にはそう思えなかった。
心当たりは何もない。
部屋にはたいした荷物もないし、何を探しているのかさっぱりわからない。
今日も泊まっていってくれとAに懇願したが、用事があると断られた。
仕方がないので別の友人Bに、泊まりに来ないかと電話をかけた。
結果は同じだった。
Bの顔を覗き込み
「違う。ねぇ、どこ?」
「今はない」
俺は意識を失う。
恐くなった俺は、友人Cのところへ泊まりに行った。
部屋を替えれば何ごとも起こらないだろう。
友人Cは快く泊めてくれた。
しかし、Cの部屋にもあいつはやってきた。
眠ったCの顔を覗き込み
「違う。ねぇ、どこ?」
少し慣れたのか、思わず
「知らねーよ!」
と答えた途端、顔がぶわっと視界一面に広がり、弾けたように消えた。
良かった。いなくなった…
そう安堵して、自分の部屋へ帰った
甘かった。
その夜、また
「ねぇ。どこ?」
今までと違ったのは、顔に怒りの表情が見えることだ。
俺を責めるように、問い掛ける。
「ねぇ、どこ?」
「ねぇ、知ってるんでしょ?どこにいるの?」
神経がおかしくなりそうだった。
あいつは誰かを探しているんだ。
俺に関係するのか?
何もわからない。
それから俺は、友人を片っ端からうちの部屋に泊めた。
誰も何も見ない。何も感じない。
しかし、あの女は毎晩俺に尋ねてきた。
「ねえ。どこ?」
そんな毎日が続いた。
気が狂いそうだった。
しばらくして、友人のHが泊まった時のこと。
目が覚めるといつもの女。
もうだいぶ慣れてしまった俺は、女を見つめていた。
Hの顔を覗き込み、じっとしていたが
俺の方に顔を向け、ぐぐっと寄って来た。
しばらく俺の顔を見つめ
「み~つけた」
と、にたりと笑った。
歪んだ笑みは何とも言いがたい、不気味さだった
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
叫ぶと体が動き、思わず外へ飛び出した。
近くの友人のとこへ飛び込み、がたがた震えて今までの話をした。
一旦、家に行こうと言われ、一緒に部屋へ帰ってみると
寝ているはずのHの姿はなかった。
それ以来、Hの行方は知れない。
Hの家族にいろいろ聞かれたりもしたが、正直に話をしても
頭のおかしな奴だと思われたようだ。
俺が殺して埋めたんじゃないかという噂もあった。
当時の友人も離れて行ってしまった。
俺のせいなのか。
こんなことになるとは思っていなかったんだ。
Hとその女の関係はわからないまま。
Hはどこへ行ってしまったのだろう…
これ、まあまあ怖えーよ
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4:Rerain
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2012/10/27 (Sat) 21:15:58
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怖いねw解説ある?
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5:ren
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2012/10/27 (Sat) 21:24:42
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ないw
今、フツーの怖い話書いてっからなw
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6:Rerain
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2012/10/27 (Sat) 21:28:24
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Hどうなったんw
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7:ren
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2012/10/27 (Sat) 21:30:53
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次ー
これは、友人のA子さんの体験談です。
一昨年の秋の話です。
A子さんは会社の同僚4人で三重県の方へバーベキューへ行く事になり、向かっている途中の事でした。
男女4人でワイワイ騒ぎながら向かっていたそうですが、滋賀県と三重県の県境に差し掛かったところで道が二つに別れました。
片方は広い国道で遠回り、もう片方は狭い道で近道。。
お決まりのパターンで狭い近道を選んだ4人だったのですが、ある程度車を走らせたところで、トンネルに差し掛かったそうです。
運転手の男性が「このトンネルすごく気持ち悪い。」と言いました。運転手の男性は、強い霊感の持ち主でして、頻繁に幽霊を見るそうです。
ちなみにそのときの座席の配置は、霊感のある男性が運転席。助手席はA子さん、後部座席にもう一人の女性、その隣にもう一人の男性という配置でした。
トンネルを走りつづけ、車を前に進めるにつれ運転手の男性は顔色が悪くなり、どんどん気分が悪くなったそうです。
トンネルの半分くらいに差し掛かったところで、
「前の左側の路側帯に上半身だけの血だらけの女性がいる。。」と運転手の男性が言いました。
車内はキャーキャーと大盛り上がり。もちろん運転をしている男性以外はまったく女性の姿は見えておりません。
運転手の男性が、「今、真横を通り過ぎた。。。」と左側を横目で見ながら言った瞬間・・
車が急に停車し前に進まなくなりました。
さらに後部座席の女性が奇声を上げ暴れだしたそうです。ちなみに何を言っていたかは聞き取れなかったそうで、、
車はエンジンがかかったまま、アクセルを踏んでも踏んでも前にすすみません。
車内はパニックの渦。
その状況が、数分続いたその時、運転手の男性が、
「うわーーーー!!ちょ、ちょっと俺の足元みてくれ!!」
助手席に座っていたA子さんは、運転手の足元を見ると、
なんと
血だらけの女性が運転手の男性の足にしがみ付き、又の間から顔を出しすごい形相で男性を見ていたそうです。
さらに運転手の男性がアクセルだと思い一生懸命踏んでいたものは、
血だらけの女性の手の甲だったそうです。
今まで霊体験のないA子さんの目にもはっきりとその姿が見えたそうです。
「ぎゃーーーーーー!」
とA子さんが叫び、車内のパニックがピークに達した瞬間。運転手の足元の血だらけの女性は「フッ」と消え、奇声を上げていた女性もおとなしくなり、気を失ったそうです。
そして、車が動くようになり急いでトンネルを抜けようとしたそうです。
少し車を走らせトンネルの4分の3ぐらいのところに差し掛かると、反対車線にエンジンをかけたまま停車しているトラックがあったそうです。
もしかして、このトラックも血だらけの女性に襲われているのでは・・・
一同がそう思いトラックの助手席を見ると、、
血だらけの女性がトラックの運転手のおっさんの背後から覆い被さっていたそうです。
その姿は、気絶している女性以外の全員が見たそうです。
A子さんの体験談はここまで、
その生々しい話に興味を持ち三重出身の友人2人にその話をしました。
すると友人は二人ともそのスポットを知っており、三重では有名な幽霊トンネルだそうです。かなりの確率で遭遇するそうで、、
ちなみに片方の三重出身の友達のお姉さんの元彼氏がその幽霊トンネルで亡くなっているそうです。
そのときの状況は、A子さんの話と同様の現象に遭い、運転をしていた友達のお姉さんの元彼氏以外の全員が怖くて車から飛び出し、自分の足で走ってトンネルを抜けしばらく行った所まで逃げたそうです。
しかし、いくら待っても元彼氏の車はその場に現れず、不信に思いトンネルを方を探しに行くと、、
トンネルを抜けたところのカーブでガードレールを突き抜けて崖から落ちて亡くなられたそうです。
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8:ren
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2012/10/27 (Sat) 21:32:07
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んあー、ちなみにさっきの話のHはどこかに連れ去られたんだろうなw
異界ってやつだろう(笑)
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9:Rerain
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2012/10/27 (Sat) 21:36:08
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こわっw 意味が分かると怖いやる話してw
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10:ren
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2012/10/27 (Sat) 21:39:46
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意味が分かると怖い話の方がええか?w
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11:Rerain
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2012/10/27 (Sat) 21:48:29
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うん
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12:Rerain
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2012/10/27 (Sat) 22:04:09
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次いこう
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13:Rerain
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2012/10/27 (Sat) 22:57:37
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また放置かよww
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14:ren
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2012/10/27 (Sat) 23:48:50
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おーすまんな
メシ食ってた
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15:Rerain
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2012/10/28 (Sun) 00:41:53
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おる?